この記事で得られること 美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンを経営されている方向けに、
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7月に入り、全国的な新型コロナウイルス感染拡大が広がりはじめ、
国民一人一人に「新しい生活様式」に沿った、より責任感のある行動を求められています。
多くの美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンも「新しい生活様式」に沿って、
多岐にわたる様々な感染予防対策を講じていると思いますが、
ユーザーはどのように感じているのか・・を気にされている美容室や美容院、
ヘアサロンやエステサロンの担当者様も少なくないと思います。
そこで、
美容室の利用に関して、美容室側が行なっている新型ウィルス対策に、ユーザーがどのような意識や考えをもっているのか
についてのアンケート調査、
「新しい生活様式においての美容室利用に関する意識調査」
発表されていました。
本記事では、美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンを経営されているオーナーや店舗責任者様がコロナ禍で、ユーザーとの信頼関係を構築するためのヒントが見つけていただくために調査の一部と関係をつくるために大切なことをまとめましたのでご紹介します。
「新しい生活様式においての美容室利用に関する意識調査」
「新しい生活様式においての美容室利用に関する意識調査」は、
全国の20代〜50代男女に向けて行われました。
【Q1】 新型コロナウイルスが蔓延する中、あなたは美容室・ヘアサロンについてどのような店舗を利用しますか?
という質問に対しては、
- コロナウィルス対策を取っている美容室・ヘアサロンのみ利用
- コロナウィルス対策を取っている美容室・ヘアサロンをなるべく利用
を合わせると86%となり、約9割の方がコロナウィルス対策を行っている美容室・ヘアサロンを選ぶ傾向にあることが分かります。
【Q2】 あなたが美容室を選ぶ際に、具体的にどのような対策をどこまで美容室に求めますか?
という質問に対しては、
- 「スタッフがマスクを着用している」を必須の対策と考えている人 86%
- 「店舗スタッフのうがい、手洗いが徹底されている」を必須の対策と考えている人 78%
- 「店内を定期的に換気している」を必須の対策と考えている人 77%
が上位を占めている。
これ以外にも、来店時のアルコール消毒の有無、ドアノブや施術台、器具等の定期消毒、スタッフの出勤時の検温、客同士が密にならない距離感を保って欲しいという項目も、必須と考える方が各項目で半数を超える結果に。
【Q3】その他、感染症対策として必要、あるいは対策していれば良いと思うことがあれば教えてください(自由記入)。
という質問については、
- 雑誌の撤去
- 飲み物を出す場合はストローを(直接、コップに口をつけたくない)
- 店内飲食サービス提供は不要
- 客もマスク必須
- 施術中も客もマスク着用を
- 客がマスクをつけて施術を受けやすい雰囲気を作って欲しい
- スタッフはフェイスガードやフェイスシールド着用を
- 店員の必要以上の話しかけは不要
- つばが飛ばないように話しかけず、もくもくを切って欲しい
- 混雑しないように完全予約制で
- 店内で待たせず、他の場所で待ち、空きそうになったら電話やメールで知らせる
- 完全個室の1対1の美容室
- 対策を行っている張り紙掲載を
などの回答が多数寄せられていました。
引用元:美容室の口コミサイト「ヘアログ」( https://hairlog.jp/ )を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)社様が行った、全国の20代~50代の男女を対象にした新しい生活様式においての美容室利用に関する意識調査より、一部引用させて頂きました。(https://hairlog.jp/special/article/9710)
※調査では、上記以外にも、お客様が求める美容室での新型コロナ対策についての結果が発表されていますので、ぜひ、ご一読をお勧めします。
コロナ禍でユーザーの信頼を得るために大切なこと
基本的な新型コロナウィルス感染対策の徹底は必要不可欠!
コロナ禍の現在では、<約9割の方がコロナウィルス対策を行っている美容室・ヘアサロンを選ぶ>傾向にありました。
また、特に、
- スタッフがマスクを着用している
- 店舗スタッフのうがい、手洗いが徹底されている
- 店内を定期的に換気している
- 客の来店時のアルコール消毒の有無
- ドアノブや施術台、器具等の定期消毒
- スタッフの出勤時の検温
- 客同士が密にならない距離感
という基本的なウィルス感染予防策に対して高い必要性を感じていることか調査結果に出ていることから、
<新型コロナウィルスへの感染予防対策への意識が非常に高い>
ことがうかがえます。
基本的な新型コロナウィルス感染対策の徹底は、もはや、ユーザーの信頼を得るのに必要不可欠となっていますので、
美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンでも徹底的に行いましょう。
コロナ前は当たり前だったサービスがNGに。コロナ禍でのユーザーのメンタルに沿った接客を
自由回答だった「感染症対策として必要、あるいは対策していれば良い項目」という質問への回答で、
- 飲み物提供は不要
- 提供されてもコップに口をつけたくない
- スタッフの不要な話しかけも不要
などの意見から、
これまで美容室や美容院、ヘアサロンで当たり前のように行ってきたサービスやコミュニケーションなどの接客などが、コロナ禍においては、NGなサービスやコミュニケーションに変化している可能性があることが伺えます。
これらの結果から、
- 基本的な感染予防の徹底
- スタッフの体調管理の徹底
- お客様へも感染予防対策への協力依頼
- コロナ前で行っていたサービスや接客を見直し、コロナ禍に合わせた対応に変更
した対策案を、実施する必要があります。
コロナ禍において美容室や美容院、エステサロンがユーザーとの信頼関係を深めるために大切なこと
そして最後に、
美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンで日々、行われている新型コロナウィルス対策の取り組みは、ユーザーに知って頂かなければ、お客様への想いは伝わりません。
来店してくださった方には伝わる部分もあると思いますが、コロナ禍においては、
来店自体への心理的な抵抗を高めてしまいますし、
そもそもお店選びの時点で、コロナ対策の有無による選択が行われています。
そこで、コロナ禍において信頼を得るためには、
美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンで行われている新型コロナウィルス対策の取り組みや方針、ポリシーを、美容室や美容院、ヘアサロンやエステサロンのWEBサイトやBlog、SNS、店内POPなどを通じてユーザーに知っていただくこと(継続して、感染状況によって変化させながら情報発信すること)
情報開示を行って、安心してお店に来てもらえることを、伝え続けることが、何より大切であると思います。
最近では、Zoomなどを活用したオンラインでの相談会やカウンセリングなどの非接触な環境での接点を作る美容室や美容院、サロン様も増えています。
WEBサイトやBlog、SNSの継続的な情報発信はとても大変ですが、信頼を得るために、
ぜひ、頑張って頂きたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。